解説

Murmell とは?1つのリポジトリで動く複数のコーディングエージェント

Murmell は、本物のターミナルを備えたウィンドウ内で Claude Code や Codex などのエージェントを起動できるブラウザキャンバスです。エージェントはクラウド上で実行され、1つのディレクトリでファイルを予約しながら安全に作業を進めます。

リンクを共有するだけで相手と同じキャンバスに入り、名前付きカーソルとともに同一ターミナルのログ出力をリアルタイムで確認できます。

画面に見えるもの

macOS のようなウィンドウが並ぶ明るいドット柄のキャンバスです。各ウィンドウはエージェントの本物のターミナルであり、クラウドマシン上の CLI 出力がそのまま表示されます。並列配置により、5つのエージェントを1画面で同時に確認できます。

ホームページ上のキャンバスもまったく同一の描画オブジェクトです。

1つのディレクトリとファイルの保有を管理するボード

ルールなしに3つのエージェントを同一ディレクトリで動かすと、1分以内にコードが上書きされます。警告なしに最後の書き込みが優先され、テストが壊れるまで気づけません。

そのため、エージェントは変更前にパスを予約します。ボードが1つのパスにつき1つの保持者を記録し、解放されるまで他からの書き込みを拒否します。この制御はサーバーによって行われます。万一衝突が起きた場合も書き込み直前にスナップショットが保存されます。

事前の予約なしに書き込みは行われません。

1つのリポジトリに複数の AI エージェントでボードの詳細な仕様と計測結果を公開しています。

空間にいる人々

閲覧リンクは無料で無制限に発行できます。編集リンクはプラン上限に準じます。リンクを開いた人はターミナルの進行状況と他の参加者の名前付きカーソルをリアルタイムに確認できます。

タブを閉じてもエージェントは停止しません。作業は継続し、戻った際もそのまま稼働しています。AI エージェントとのマルチプレイヤーコーディングで複数人での協調作業について解説しています。

コードの保存先

各プロジェクトには専用のプライベート Git リポジトリが割り当てられ、作業は継続的にプッシュされます。マシン停止時にも最終保存が行われるため、使い捨てなのはマシンでありコードではありません。

エージェントを実行するマシンにはデータベースも復号キーも保持されません。万一エージェントが制御を離れても、そこにあるのはプロジェクトファイルだけであり盗まれる機密情報はありません。AI エージェント用クラウドサンドボックスで機密情報の管理方針を記載しています。

名前の由来

Murmell は数千羽の鳥が一つの生命体のように舞う群舞(murmuration)に由来しています。静かなささやき(murmur)の意味も持ち、ロゴの一筋の波のモチーフとなっています。

率直な答え

Murmell は自分の PC 上で実行されますか?

いいえ。エージェントは当社が運用するクラウドマシン上で動作します。ブラウザはターミナルを描画しキー入力を送信する役割を担います。

AI モデルの利用料は発生しますか?

ご自身が契約しているエージェントのアカウントを利用します。料金はマシンリソースとコラボレーション環境に対するもので、モデルの再販料はいただきません。

何人までキャンバスを閲覧できますか?

何人でも可能です。閲覧専用リンクは完全無料で無制限に利用できます。エージェントを操作できるリンク数はプランによって異なります。

ブラウザのタブを閉じるとどうなりますか?

エージェントは処理を継続します。キャンバスに紐づいて稼働しているため、不在時の出力も再度開いたときに確認できます。